DoS攻撃の分類

回線帯域への攻撃
 ・smurf攻撃
  ブロードキャストアドレスを増幅器として利用し、パケット数をn倍化させる手法
 ・TCP SYN Flood攻撃
  TCP SYNパケットを大量に送信する手法
 ・DNS Amp攻撃
  DNSサーバを増幅器として利用しデータサイズを増加させる手法

Webサーバへの攻撃
 ・TCP Connection Flood攻撃
  大量のTCPのコネクション確立のみを行い、その後はデータ転送を行わない手法
 ・HTTP GET Flood攻撃
  Webサーバとの間でTCPコネクションを確立した後に、HTTP GET 要求を送信し、Webサーバにコンテンツを応答させる処理を大量に実行する手法

ルータやサーバの脆弱性への攻撃
 ・Teardrop攻撃
  分割したIPパケットがオーバラップするよう送信する攻撃
 ・Ping of Death攻撃
  規定外サイズのICMPエコー要求パケットを分割して送信する攻撃
 ・Land攻撃
  TCP SYNパケットに、同一の発信元/送信元IPアドレス、同一の発信元/送信元ポート番号を設定して送信する攻撃
 ・HTTP Range Header Dos攻撃
  Rangeヘッダはファイルの分割ダウンロードや、ダウンロード中断、再開などで利用されるHTTPヘッダの1つでダウンロードの範囲を指定する。このRangeヘッダに非常に多くの範囲指定を設定して送信する攻撃